F-EUEの奮闘記:web系エンジニアを目指して

機械系エンジニアがweb系になろうと頑張る日記

F1 2022シーズン 始まりますね!

皆様どうも。F-EUEです。

ついに2022年シーズンに向けて、各チームからマシンが発表されました。

テストも始まるかというところで、昨シーズンとの違いについて
書いていきたいと思います。

2021年シーズンとの違い

PUの違い

PU関連で違うのは、燃料の変化と開発凍結となります。

まず燃料に関してです。

F1に使用されている燃料はバイオエタノールが配合されており、
環境へ配慮しています。

このエタノールの含有量が7.5%から10%に引き上げられます。

燃料の成分は燃焼へと直結するため、点火タイミングなど、
ソフト面から最適化することになると予想しています。

2点目が開発凍結です。

今シーズンがスタートしたら、2024年シーズン終了までPUに手を入れられなくなります。

後ほど記載する車体の違いの方に開発リソースが多く割かれていることを考えると、
2021年シーズンから大幅に骨格が変わらないのかなと思います。

上記のことから新燃料への対応が各チームの命題となると思います。

昨シーズンはMercedes>Honda>(=?)FERRARIRenaultの序列のように見えました。

正直、この序列を覆すほどの変化は生まれないのではと予想しています。

唯一注目するとすれば、昨シーズン、Mercedesが多少信頼性に不安がありましたが、
その点が直っているかどうかかなと。

車体の違い

PUとは異なり、車体は非常に大きく変化しています。

変わっている点は以下の通りです。

  • ホイールの18インチ化
  • エアロのレギュレーション変化

まず、ホイールの18インチ化に触れていきましょう。

この変更による注目点は、タイヤ構造の変化だと思います。

ホイールの大径化に伴い、トレッドゴムやサイドウォールと言った
見えているゴムの部分だけでなく、
カーカスやベルトといったタイヤの基本骨格にも手が入っているでしょう。

そうなると、旋回中のタイヤ変形挙動は昨シーズンと別物だと考えられます。

その結果、最適な荷重バランス、発熱特性、スライド時の摩耗特性といった、
レースの結果を左右する多くの項目に影響が出ます。

数少ないテストやシーズン中のレースデータから、どれだけタイヤへの理解を各チームが深められるか、注目です。

といっても観戦しているだけだと分かりづらい注目ポイントにはなりますが。。。

レース中にタイヤの持ちであったり、多様な戦略が取れているチームが抜き出ていると思えば良いと思います。

もしくは、レース中に修正舵が少ないマシンは、タイヤを使いこなせており、
チームとしてタイヤへの理解が優れているのかなと考えます。

レースウィークにテストから一貫して速いチームに着目してみるのも◎です。

続いて、エアロのレギュレーション変化です。

ネット上などで写真を見比べてもらうのが早いですが、
タイヤ上までフィンがあったり、リアウィングが違っていたり
変化点が多すぎて話せませんね(笑)

なんにせよ、コンセプトからして作り直さなければ対応できないはずなので、
実際に開幕してみるまではなんとも予想できないです。

強いて言えば、昨シーズン途中からリソースを集中させたと明言していた、
MercedesとFERRARIに2チームは開幕から速いのではないでしょうか。

逆にRedBullは昨シーズンのチャンピオンに全てをかけていたような印象なので、
2022年は大人しいと思ってます。

ドライバーの違い

2022年のドライバーラインアップの変化点は以下のようになります。

※敬称略

チーム名 ドライバー
Mercedes ルイス・ハミルトン
☆ ジョージ・ラッセル
Williams ニコラス・ラティフィ
☆ アレクサンダー・アルボン
AlfaRomeo ☆ バルテリ・ボッタス
☆ 周 冠宇

注目すべきはトップチームのMercedesで、ボッタスに変わりラッセルを起用した点!!

と言いたいところですが、ラッセルはMercedesのジュニアドライバーですし、
ハミルトンの代役も立派に果たしました。

実力としても申し分ないことはすでに分かっていることから、
遅かれ早かれこうなることは明らかだったので驚きはありません。

そういう意味でいうとアルボンの復帰は予想外でした。

RedBullのドライバーをMercedes傘下のWilliamsが起用すると思ってませんでした。

予想通り、契約で多少揉めましたが、無事に契約ということで、
角田のサポートに甘んじるだけでなくレースに出れてよかったと思います。

個人的には、RedBullのマシンがフェルスタッペン専用機なのかが分かるという意味で、
注目しています。(笑)

ボッタスはラッセルに押し出される形かつ、空きがあるシートと言うことで
AlfaRomeoだったのかなと思います。

Mercedes時代は抜けないドライバーの烙印を押されてしまっていましたが、
中団チームで上手く走れるかが注目ですね。

周 冠宇に関しては、正直わからないです(汗)。

普段、下位カテゴリのレースまで見ている余裕がなく。。。

本当はそういったところもちゃんと見ていきたいのですが。。。

まとめ

ここまで、つらつらと昨シーズンとの差分を中心に書いてきました。

やはり大きいのは車体の変化だと思います。

今、アンベールされているマシンも開幕までに色々手が入るでしょう。

2022年はシーズン途中でもチームの序列が変わる年になりそうです。

今から楽しみです!!

以上、F-EUEでした。ではでは!!

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